どうも。ひま子です。
冬にしかキャンプをしない私が、冬キャンの防寒対策として必要なものをコスパ重視で紹介します。
なぜコスパ重視なのか。
正直、お金に糸目をつけないで5万円の薪ストーブ、10万円の寝袋、15万円の断熱テントを買えば冬の寒さなんて関係ありません。
ただ「そんなの紹介されても…」だと思います。
なので、貧乏な私が冬キャンを通じて編み出した防寒対策、もっと言えば寒さの凌ぎ方を紹介させてください。
超初心者向け!最低限必要なキャンプギア
この記事では寒さ対策に必要なキャンプギアを紹介していきます。
そのため、寒さ対策以前にキャンプ道具を何も持っていない方はまず最初に、超初心者向けに書いた最低限必要なキャンプギア紹介記事をご覧ください。
→ 【超初心者向け】これさえあれば大丈夫!最低限必要なキャンプギア紹介
冬キャンの鉄則
今から紹介するのはあくまで氷点下一桁前半程度の寒さ対策。
豪雪地帯やヒマラヤ山脈でのキャンプ予定の方は、お引き取り願います。
さて、大前提として冬キャンの鉄則はしっかり火に当たり、めちゃくちゃ着込む。
これさえ守れば大丈夫。
冬キャンで痛い目を見る人は、焚き火の暖かさを活かせていない。
またはデートレベルの着込みしかしていない。
そりゃ夜に凍えるわけです。
というわけで、これからしっかり火に当たり、めちゃくちゃ着込むをどのような道具を使ってしていくのか紹介していきます。
冬キャンの服装はとにかく着込む
思い付く限りの厚着をしてください。
暑ければ脱げばいいだけですが、着る服がないのは死を意味します。
ヒートテック等の肌着の上に暖かい服を着こみ、アウターでしっかり守ってください。
着込みが薄いと、これから紹介するキャンプ道具の効果がいくら高くても台無しにする可能性が出てきます。
ぜひ着込みを!
アウターを2枚切るのは厳しいから、インナーを重ねるのがおすすめ!
冬用のシュラフ(寝袋)
寝袋には夏用冬用など、季節によって厚さが異なる種類が存在します。
当然、冬用は分厚く夏用はペラい。
夏用寝袋で冬キャンに挑むのは無謀なのでやめましょう。
さて、私はLICLI(リクライ)の寝袋を使っています。
これがとにかく安い!
普通の寝袋より高い冬用寝袋で、しかも洗濯機丸洗いOKでなんと3000円でした。
この寝袋で一度も寒いと思ったことはありません。
いつも爆睡。
そこで私は気がつきました。
10万円レベルのとんでもなく高価な寝袋も存在していますが、そこまで高い寝袋は必要ないな、と。
雪山でキャンプするなら話は別ですが、氷点下一桁前半くらいの気温なら安い寝袋でも問題ありません(寒さ対策は必要だけど)。
さて、そんな安い私の寝袋を紹介したかったんですが、Amazonではもう取り扱っていませんでした。
というわけで、HAWK GEAR(ホークギア)の寝袋を紹介します。
こちらも私が使用している寝袋と同じで、-15度耐寒の寝袋。
評価もめちゃくちゃ高いですし、あの『ゆるキャン△』の実写版で使用されていたということで、人気爆上がりだそうです。
値段は4990円。
上限知らずの寝袋の中ではかなり安い部類です。
「冬用の寝袋買っちゃたら秋用とか夏用とか用意しないといけないの?」と思うかもしれませんが、そんな必要はありません。
暑いなと思えば寝袋を少し開けたり、テントを換気したりすればいいですし、あまりにもあつかったら寝袋に入らず上で寝っ転がってればいいんです。
微妙な時期の寝袋を買うなら、冬用寝袋を買って使い回すほうが得策だと思います。
着る毛布
これがあるだけで全然違います!最高に暖かいです!
毛布にくるまるよりも暖かい!
寝袋だけでは寒いとき、これを来て寝袋に包まればぬくぬくぽかぽか。
まさかダウンジャケットを着ながら寝るわけにもいかないので、テントの中が寒いときに着れる毛布があるのは非常に便利です。
寝袋は案外暖かいから着なくて済むことも多い。
「ただの毛布でいいじゃん」と思いますよね?
家とは違い、どうしても移動(トイレなど)が多くなるキャンプでは”着れる”ということがとても便利なんです。
一度着ればこの便利さがわかると思います。
難燃ブランケット
キャンプ中、上半身はハンパなく着こんでいるので寒くありません。
ただ、下半身が寒いんです。
下はたくさん着こむの難しいからな。
そんなときに便利なのがこの難燃ブランケット。
そう、難燃なので焚き火の前で使用しても問題ありません!
焚き火って案外足は寒いんです。
そんなとき燃えないブランケットがあると非常に助かります。
もちろん寝るときに通常の毛布として使ってもヨシ。
また、このオレゴニアン キャンパーの難燃ブランケットはポチポチがついていて、ポンチョにもなります!
先述した通り、移動が多いキャンプでは着れると本当に便利なので、この仕様はとても強い。
なかなかにデカくて2つに折ってもこのサイズ。
そしてとにかく肌触りがいい!
Amazonに「肌触りでこれに勝るものはない」ってレビューがありましたが、私もそう思います。
いろいろな難燃ブランケットがありますが、ここまでふわふわぬくぬくなのは最強です。
難燃ブランケットが気になるなら、オレゴニアン キャンパーを強くおすすめします。
火起こし用ガスバーナー
冬キャンでもテントの中は案外暖かいですし、寝袋に入ってしまえばなんとかなってしまいます。
しかしテントの外はそうもいかず、いくら着込んだとしても火がなければ寒いんです。
そのため、「火がつけられない」という状況を決して作ってはいけません。
そこでおすすめするのがガスバーナー「ソト(SOTO) フィールドチャッカー」
小さいジェットライターだったり、趣を求めて火打石を使ったり、いろいろな道具で火をおこす人がいます。
しかし、案外薪に火をおこすのは難しく、初心者だとうまくできないこともあるんです。
でもソト(SOTO) フィールドチャッカーなら大丈夫。絶対につきます。
超高火力なので、絶対に大丈夫なんです。
「ガスバーナーなんて使わない!趣なさすぎ!」というキャンパーさんもいます。
ただそれは、火がつけられないときの対処法を知っているベテランキャンパーさんたち。
知識のない初心者が真似をしても、火がつけられないまま朝を迎えるだけです。
私ならそうなるな。
火がない冬キャンは本当に地獄。
そしてせっかく買ってきたお肉を食べれないのはもちろん、お湯を沸かすことだってできません。
それなら絶対に火がつけられる最強のアイテムを持っていた方がいいと思いませんか?
冬キャンなら最終手段として予備に持っておくだけでもいいので、持っておくことをおすすめします。
着火剤
着火剤があればより確実に火をおこすことができます。
多少湿っている薪でもなんとかしてくれる便利アイテムです!
ダイソー等の100円ショップで売っているチューブ式の着火剤がとてもよく燃えるのでおすすめ!
火吹き棒
焚き火は一度つけばずっと燃えているわけではありません。
しばらくすると火が小さくなってきます。
また、新しく追加した薪が湿っていたりすると、せっかくついた火が消えかけてしまうこともあるのです。
冬の夜9時くらいにでかい薪投入したら湿ってて火が消えたことある。
そんなときに便利なのが火吹き棒。
この棒で息を焚き火に送れば、酸素が供給されてまた火を大きくできるのです。
こんな状態の死にかけみたいな焚き火でも、
火吹き棒があれば、また復活させることができます!
寒い夜にいきなり火が消える…なんてこともあるのがキャンプ。
そんな寒い夜を過ごさないためにも火吹き棒はおすすめです。
風防板(風よけ)
実は、ただ焚き火をしているだけでは火の暖かさを活用できていません。
むしろかなり熱を逃がしてしまっています。
文字通り風よけとして使われる風防板は、焚き火の熱を反射させてより暖かくしてくれる効果があるんです。
この風防板があるかないかでは、かなり暖かさが違います。
また、冬は風が強いことが多いです。
風が強い日は火が横に流れて肉は焼けないしお湯は湧かせないし、とても大変なことになります。
ずっとお湯が湧かなくてカプ麺諦めたことある(笑)
風が強いのはもはやどうにもならないので、風防板で防ぐしかありません。
なので、寒くて風が強い冬キャンには必須アイテムだと思います。
火を流さないのはもちろん、風を遮るので安定した火力となり、薪の節約にもつながる優れもの。
そして、見た目がとてもかっこよかったりします。
キャンプやってる感あるでしょ?
また、私が使用しているTokyo Campのウインドスクリーンなら地面に刺すワイヤーが内蔵されているので、とても安定して使用できるのでおすすめです。
【おさらい】冬のキャンプの寒さ対策にいるもの まとめ
いつも行くキャンプ場のオーナー曰く、キャンプのハイシーズンは冬だとか。
虫がいない、汗臭くならないなど夏のデメリットも関係あると思います。
しかしいちばんは、冬キャンでしか味わえない”あのキャンプ感”でしょう。
これはやってみないとわかりません。
ぜひ、万全の寒さ対策をして楽しい冬キャンをやってみてください。
みんなの冬キャンデビュー待ってます!
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