どうも。ひま子です。
「日本のアニメなのにキャラが日本人に見えない」
「日本のアニメキャラは白人をモデルにしている」
海外ではそんな風に言われることもあるみたいですが、アニメキャラのモデルは猫です。
というわけで、「アニメキャラ猫説」が本当である理由と歴史について考察してみました。
アニメキャラ猫説が正しい理由① とにかく似ている
とても似ています。
やっぱりアニメキャラのモデルは猫…と言いたいところですが、待ってください。
猫がモデルなのか、かわいいを突き詰めたら猫になったのか。
ここが難しいところ。
実際、猫をモデルにしているというソースはなく、オタクたちが勝手に言っているだけという状況なのです。
ただ、どっちだとしてもアニメキャラと猫が似ているのは事実。
そしてどっちもかわいいという事実も揺るぎません。
アニメキャラ猫説が正しい理由② 美術解剖学
美術解剖学的にも、アニメキャラと猫のバランスは似ているそうです。
アニメキャラ猫説が正しい理由③ 二次元と三次元を比較できない
アニメキャラと現実の人間は比べられないと思ったことありませんか？
これは、二次元と三次元という次元の違いがあるからではなく、そもそもまったく違うものだからだと思います。
「人間と猫どっちが好き？」なんて聞いてくる人はいませんし、心の中でこっそり比較している人もいないでしょう。
なぜなら、同じ生き物という括りはあるものの、あまりにも造形が違うので比較できないんです。
アニメキャラと現実の人間も一緒。
アニメキャラを人間として捉えるには造形が違いすぎるのではないでしょうか。
要は、アニメキャラの顔が猫っぽいから人間としてカウントできないのです。
アニメキャラ猫説の歴史
上で紹介した美術解剖学の投稿についたリプを見ると、2020年8月の地点ですでにアニメキャラ猫説を唱えている人がいると紹介されています。（投稿削除）
たしかに2020年8月に同じ内容でバズっています。
もっと前のものも見つけました。
こちらは2017年4月に投稿されたイラストで、美少女は猫のバランスで描けという内容。
私はこれよりも前のアニメキャラ猫説を見つけられませんでしたが、実はアニメキャラ猫説というのはもっと前から言われているそうです。
古参のオタクが「かなり昔から言われているのに浸透しない」とコメントしているのをいくつか見かけました。
古参が言うかなり昔はガチでかなりの昔だと期待できるので、形に残っていないだけで昔から言われていたのでしょう。
猫バランスの顔が増えたのは『けいおん』以降？
アニメキャラ猫説を調べていると、必ずこの画像が出てきます。
というより、ほとんどこの画像です。
それほどこの画像がアニメキャラと猫が似ていると証明しやすいのでしょう。
『けいおん！』は2009年に放送された京都アニメーション制作のアニメ。
社会現象にもなったレジェンド級のアニメです。
『けいおん！』放送当時は京アニの全盛期。
いろいろな制作会社が京アニの真似（悪い意味ではなく）したはずです。
もしそうだとしたら、猫をモデルにしたような顔がアニメの当たり前になったのは『けいおん！』以降なのかもしれません。
「ハルヒ、らき☆すた、クラナドも京アニ全盛期だろ。にわかが。」
そう思った人もいるでしょう。
『けいおん！』以降の京アニ作品は髪型が違うだけと言われているほど、顔が似ているのです。
なので、『けいおん！』以前の作品は省きました。
ということはですよ、京アニも『けいおん！』で”猫をモデルにすればオタクがブヒる”ことにたどり着いたのではないでしょうか。
古（いにしえ）のオタクへ
「もっと昔からアニメキャラ猫説はあった！」
「この作品からみんなが猫になった！」
そんなコメントをお待ちしております。
私が調べられる範囲には限界がありますので、ぜひ当時を生きた生の声をお聞かせください。
コメント
可愛いもの同士に多くの類似点があるのは当然ですね！それに、猫にも様々な顔の形があります。率直に言えば、アニメキャラクターの顔の特徴に合致する猫を必ず見つけることができます。
それを信じ込んでからアニメのキャラクターの顔を観察すれば、先入観が生まれるでしょうね——「ああ！そうだ！本当にそうだ！すごく似てる！」→そしてその話が広まっていくんです……