どうも。ひま子です。
『ゆるキャン△』は各キャラクターの成長物語でもあるのです。
というわけで、全員の成長を紹介していきましょう。
志摩リンの成長「共感力」
アニメ『ゆるキャン△ SEASON3』 第5話「焚き火と牛まつり」
志摩リンは共感力が成長しました。
当初、なでしこからキャンプへ誘われたときにはあれだけイヤそうな顔をしていたしまりん。
それが今では、「次、どこ行こうか」なんてなでしこがいないのに語り掛けちゃうくらいの人物に。
また、野クル(恵那ちゃんも)が死にかけた山中湖ではいち早く顧問に連絡し、なでしこのソロキャンでは心配して後をつけたり、キャンプの先輩としても友達としてもずいぶんムーブが変わりました。
最初の頃の志摩リンだったら「あいつ苦手なんだよな」で終わっていた…なんてことはないと思いますが、初期と比べて共感力が成長し、コミュニケーションの質が劇的に変わったのは事実です。
各務原なでしこの成長「心」
アニメ『ゆるキャン△ SEASON3』 第4話「畑薙アタック!!地獄のデスロード」
なでしこの成長はやっぱりキャンプの技術!と言いたいところですが、それは全キャラクターが成長している部分。
なでしこ単体で考えると、成長したのは心です。
浜松を離れるときにアヤちゃんの前で泣き、浩庵キャンプ場から帰れなくて泣き、牛のお化けが怖いともじもじしていたなでしこ。
そんななでしこがソロキャンしてるんですよ。
たしかに今も「アプトいちしろ駅」付近のトンネルで号泣していましたが、ちゃんと目的地まで1人でたどり着いています。
リンちゃんとは対照的に、1人が苦手だった(嫌いだった?)なでしこが1人でなんでもできるようになっていく成長物語でもあるのです。
幼馴染のアヤちゃんがボソッと「たくましくなったよなー、なでしこ」と言ったのがまさにそういうこと。
大垣千明の成長「統率力」
アニメ『ゆるキャン△ SEASON3』 第2話「プチキャンと庭キャン」
大垣の成長は部長としての統率力。
部員が増えたら広い部室で偉ぶれる、みたいなありがちな程度の低い妄想をしていましたが、意外とちゃんと部長を全うしています。
キャンプ場の下見をしたり、色々な手作りギアに挑戦してみたり。
手作り系は、皿が臭くなったりソーセージがまずかったり失敗も多いですが、ちゃんとネタを提供しているのは大垣のいいところ。
また、この先の部員獲得に奔走するのも大垣。
映画(オリジナルだけど)を見ても、大垣は素晴らしい統率力を見せてくれました。
野クルを率いることで大垣はなんだかんだ成長しているのです。
最近垢ぬけて美少女化してるのも成長かな。
犬山あおいの成長「ホラ吹き」
アニメ『ゆるキャン△ SEASON3』 第2話「プチキャンと庭キャン」
あおいちゃんは嘘が上手に、そしてバリエーションが豊富になっています。
最も成長が見込まれていた胸は成長が止まったどころか消滅したのが悔しいところ。
斉藤恵那の成長「コミュ力」
アニメ『ゆるキャン△ SEASON3』 第2話「プチキャンと庭キャン」
言わずもがな、恵那ちゃんのコミュ力は最初からエリートですが、コミュ力がかなり必要とされる”イジり”もこなすようになっています。
もともとリンちゃんの髪型で遊ぶくらいのことはしていましたが、本格的なイジりは最近見られるようになりました。
なんといっても対大垣の恵那ちゃんのイジり。
大垣の髪を切るイメージでちょんまげを出したり、半分切って放置してそのままソーセージを焼こうとしたり。
半分カットがいちばんおもしろいのになぜかアニメではカットされてた。
しかし、散々イジっても可愛く仕上げるのが恵那ちゃん。
これで本当に丸坊主にでもしたらただのいじめです。その線引きを絶対間違えないのがいじめっ子とコミュ強の違い。
そして、大垣に対して強烈なボケを挟んでくるのは、大垣がツッコんでくれるから。
性格を見極めて自分の良さをすんなり入れてくるのがコミュ力の高い人ですが、恵那ちゃんは大垣との出会いで新たな力を手に入れたのです。
土岐綾乃の成長「土岐綾乃ちゃんおしるこ好きそう。」
アニメ『ゆるキャン△ SEASON3』 第3話「出発!吊り橋の国」
アヤちゃんはまだおしるこを食べていない。
それなのによりおしるこが好きそうな感じに成長しています。
鳥羽美波(グビ姉)の成長「教師力」
アニメ『ゆるキャン△ SEASON2』 第12話「伊豆キャン!!! バースデー!」
「部活の顧問になったらお酒を飲みながら海外ドラマを見る時間もなくなる」とだいぶ渋っていたグビ姉ですが、ふたを開けば生徒から愛される顧問になっています。
校庭で焚き火している野クルメンバーに注意するなど、もともと真面目な性格ですが、山中湖での油断を心配して駆けつけ、しっかり怒ってくれる優しい顧問です。
生徒の前でも泥酔するのはいいのか悪いのかわかりませんが、生徒の前でも素という意味では愛される要因なのかもしれません。
とにかく、プライベートが侵害されるからと顧問を拒んでいたグビ姉も、顧問の楽しさを感じているように見えます。
だって、生徒を写真に撮っただけであんなに笑顔なんですから。
教員として後輩となったあおいちゃんにそっと声をかける映画のグビ姉は本当に素敵でした。
グビ姉も教師として成長しているのです。
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