どうも。ひま子です。
「たぬきだ!もふもふ!かわいい!」
キャンプ場でこんな悠長なこと言ってると、全てを奪われることになります。
今回はキャンプ場で出くわすたぬきの危険性についての注意喚起です。
キャンプ場でたぬきに出会ったときの対策
キャンプ場でたぬきに出会ったらすべてを隠してください。
食べ物だけではありません。食べ物ではないギアもすべてです。
そこまでする必要あるの?と思う人はこれから私が出くわしたたぬき劇をご覧ください。
キャンプ場のたぬきは「カラスと野良猫を足して2で割った」ような存在
最初はかわいかったよこいつも。
意外とキャンプ場でもエンカウントするたぬき。
もふもふで尻尾のでかいたぬきは非常に可愛らしく見えますが、彼らの寝床で夜を超すことになるキャンプでは非常に厄介者となります。
その厄介レベルは「カラスと野良猫を足して2で割った」くらい。
まず、野良猫よろしくここまで近づいてきます。
さらに近づき、足元まで。
ここまで近づく狙いは、人間(私のこと)が食べているものを奪うため。
私が今まさに食べている物をお皿からでも取ろうとしてきました。
「ダメ!」と言ったりお皿を遠ざけても、まったくビビることはありません。人間を恐れている雰囲気がないんです。
目を離した隙に食べ物を狙うキャンプ場のカラスと、人間に近づき釣った魚を奪う堤防の野良猫。
この2種の動物の悪いところを足して2で割った存在がキャンプ場のたぬきです。
キャンプ場じゃなくてもたぬきってそうなのかな?
キャンプ場のたぬきはすべてを奪う
たぬきの最も質(たち)の悪いところは、食べ物以外も奪うこと。
食べ物だけなら警戒も難しくありません。
しかし、彼らはグローブやトングなど、とにかく人間(私のこと)の持ち物すべてにちょっかいを出し、持って行こうとします。
しかも全く音を立てずに。
しまいにはロープを噛み切られました。
食べ物がなくても何もかもにアタックしてくるので、非常に警戒が大変。
「食べ物だけ片付けてギアは放置したまま寝たら、深夜にぐちゃぐちゃにされた」というキャンパーのブログを読みました。
これはアクセスを稼ぐための盛った話でもなんでもなく事実だなと、しみしみ思います。
「寝てたらチャックを開けてたぬきがテントに入ってきた」というブログもありましたが、これも多分ガチです。
テントで寝ている間、ずっとテントをガサガサ(多分手で)されてあまりにもうるさいので外を出てみると、写真の通りテント付近にたぬき。
このドスケベが。
何でもかんでも節操無しに手を出し、食べ物だったら持ち帰る。それがたぬきの習性のようです。
浩庵キャンプはたぬきだらけ
このたぬき劇は浩庵テント村(第2キャンプ場)だったわけですが、たぬきはこの1匹だけではありませんでした。
ヘッドライトで周囲を照らすと緑に輝く2つの光が。その数たるや…。
私は完全にたぬきに包囲されていたのです。
もともとは彼らの森なので当然かもですが。
某県のキャンプ場でもたぬきにエンカウントしたことはありますが、1匹でした。
そしてアグレッシブさも欠けるただのかわいらしい存在でした。
そう考えると山梨県はたぬきのメッカなのかもしれません。
とにかくたぬきには気をつけて!
コメント