どうも。ひま子です。
2023年8月12日(土)。コミックマーケット102の1日目。
その日、ついに私はコミケデビューを果たしました。
数日経った今でも余韻が残っているほど最高に、本当に最高に楽しかったコミケ。
しかし、「コミケは戦場」を思い知らされる時間ともなりました。
「コミケは戦場」って注意喚起がちょっと炎上してたけど、全然戦場だったぞ。
私はコミケ初参戦で5つの点において「コミケは戦場」だと感じました。
私のコミケの思い出を振り返りつつ、「コミケは戦場」だと感じた5点を紹介していきたいと思います。
飛び入り参加は許されない
コミケは入場チケットがないと参加出来ません。
2021年冬コミ(C99)以前はチケットいらなかったみたい。
参加出来ないはずだったコミケの前日に急きょ参加出来ることになった私は、チケットを手に入れるために秋葉原へ向かいました。余裕こいて18時くらいに。
願わくば午前入場がいいけど今回は午後入場でも仕方ないかー。なんて思っていたあまあまな私は厳しい現実に直面します。
秋葉原のアニメイトは1日目午前午後のチケットがともに完売していたのです。
2日目は行けない私にとって1日目のチケットがないのは死を意味します。
しかしそこで「秋葉原のメロンブックスに1日目午前のチケットがわずかに残ってる」という情報をゲット。
オタク丸出しの早歩きでメロブに向かうと、レジから店内をぐるりと回って階段まで続く大行列が待っていました。
この行列に並んだらチケットが売っている他のお店へ行くには絶妙に閉店時間が気になる時間帯。つまり、並んでる途中で売切れたらもうコミケのチケットは買えないということ。
私は腹をくくり、秋葉原のメロブに賭けました。
焦りが先行して時間を見ていませんでしたが、感覚で30分弱くらい並んでなんとか1日目午前のチケットをゲット!
メロブ大好き!
私の中ではチケット購入はまさに戦場でした。
そして、折角コミケに行くなら色々回りたいと思って始めた参加サークル調査。
これが深夜3時半までかかりました。
それでも全然終わりませんでしたが、当日のことを考えて断念。
チケット購入とサークル調査。飛び入り参加出来るほど甘くない世界だなと。もう戦いは始まっているんだなと思わされました。
酷暑!あまりにも酷暑!
さて、コミケ当日の話に飛びますが、あつすぎて死ぬかと思いました。
写真の通り、私は絶妙にビッグサイトが見えない位置で1時間半の待機。
もちろん屋根なんかありません。完全な炎天下。
なるほど日傘ね。
この炎天下を熟知しているであろう歴戦の猛者たちの日傘が目立ちます。
日傘がどのくらいの効果をもたらすのか私は知りませんが、どっちにしろ暑いだろうなと思うくらいの酷暑。
立ってるだけでもしんどいのでみんなで地面に座り込んで待機。
私の左隣は水を一生懸命飲んでいるものの、ペットボトルを凍らせてきたことが仇となり、なかなか溶けないせいで水が飲めない大ピンチ。
右隣は自宅で作ってきたであろうラップに包まれたデカいおにぎりをゴリゴリと3つも食べるタフさを披露。
時間が経ち10時半にアーリーチケット組が動き始めます。
それに合わせてなぜか午前入場組も起立。
そこから座る雰囲気がなくなり、30分間誰も座らない不思議な時間が訪れます。
この30分が一番ヤバかった。
着替える時間と場所なんてあってないようなもの。汗をしっかり服に染み込ませた状態でそのまま会場入り。
汗臭い私は南館へ向かいました。
南館すずしっ!
南館で「会場入っちゃえばクーラー効いてるじゃん!」と思った私ですが、次に向かった東館で現実を知ることになります。
「コミケは戦場」発言がプチ炎上していましたが、夏コミは間違いなく戦場です。
私の脳裏には砂漠に転がってる脱水で死んだラクダの骨がよぎりました。
登山靴が必要なレベルで歩く
りんかい線・国際展示場駅。
人がすごいのはもちろんですが、ここからとにかくめちゃくちゃ歩きます。
駅を出てからずいずい歩き、西館・東館どちらかを選択。
スタッフに誘導されながら列へと向かいます。
そして列へ。
この段階でかなり歩いていますが、これでも待機列まではまだまだ。
そしてとにかくクソあつい。もう駅出てからずっとあつい。
道中、太陽を遮る名の知れぬビルに感謝するも、列の動きに合わせて再び炎天下へ。
そしてどんどんビックサイトの方へ導かれ、待機列に到着。そこからは先ほど紹介した通り、炎天下で1時間半の待機。
11時になり会場へ向かうもすぐには会場に入れません。まだまだ歩きます。
この辺りを歩いてるときは会場までこんなに遠いんだとビビっていました。
南館が本当にこっちなのかわからなくて不安でちょっとだけ泣きそうだったよ。
そして、別の館に行くのもすごい距離。
南館での買い物を終え、私の次なる目的地は東館。
これが南館から見た東館。
遠くない?隣接してないの?屋根は?また炎天下じゃないよね?
足により負担がかかる下り坂を歩き、東館へと向かいます。もちろん太陽が元気に降り注ぐ炎天下。
南館から東館を歩き、東館をガッツリ探索し、次は西館へ。
東館から西館の距離もえげつなかった。
暑いのかそうでもないのかもはやよくわからない変な気温の長すぎる廊下を歩き、やっと西館へ。
とにかくコミケは尋常じゃなく歩くんです。登山靴のような歩きに特化した靴じゃないとヤバいレベルで歩くんです。
戦地に向かう行軍だと思った方がいいかもしれません。
入り組んだ会場は脱出さえも難しい
私は東館4~6に行きたかったのですが、東館1~3に迷い込んだきり出れなくなりました。
クソあついのに迷子は地獄だった。
一方通行だったり柵があったり、見えるのに行けないんです。
そして一度流れに入ってしまうと身動きが取れなくなってしまいます。
絶対に逆走できない強すぎる流れに突然出くわすんだよな…。
そして次の館を目指すにはどの出口を使えばいいのか初参戦の私にはまったくわからず右往左往。
出口を探すだけでも歩数が増え、確実に足へのダメージが溜まっていきます。
引用:アニメ『らき☆すた』 第12話「お祭りへいこう」
『らき☆すた』で柊つかさがコミケで遭難したシーンを思い出しました。
つかさはこなたのためにコミケに参加したものの、人の波の飲まれ現在地を見失い、西館から東館に行けずにノックダウン。
今ならつかさの気持ちは手に取るようにわかります。
そしてコミケに初めて参加して『らき☆すた』のコミケシーンがどれほどリアリティを込めて描かれているか知りました。
引用:アニメ『らき☆すた』 第12話「お祭りへいこう」
リアルすぎるからぜひ見てほしい。
『らき☆すた』の配信情報
→ dアニメストアで配信中! → ABEMAプレミアムで配信中! → U-NEXTで配信中!→ 初参加者に「コミケは戦場」のリアルを『らき☆すた』で紹介しておきたい
破産する可能性を秘めている
大好きなアニメの同人なりグッズが大量に売られているコミケ会場。
そりゃもうお金がいくらあっても足りません。
実際、私は予算の限界まで使い切りました。
欲しいグッズや同人があるのに我慢しなければならない。もしくは限界突破して現実に戻って苦しまないといけない。
どちらを選択しても地獄を見る。これはまさに戦場です。
とまぁ、コミケは戦場だったと思い知らされたわけですが、戦地で戦い抜いてもなお破れる気配のないこの紙のリストバンドはすごい。
なんなら外す方が大変だった。
そして、コミケという戦場は最高でとにかく最高の場所でした。本当に楽しかった。
次回はちゃんと準備していきたいと思います。
サークル・一般問わず、コミケに参加された皆様お疲れ様でした。
最後に、次こそ参加したいと思っている皆様へ。
「コミケは戦場」ですがとても楽しい最高の場所です。戦場を全力で仲良く楽しみましょう!
C102の経験を活かしてC103のチケットは販売初日に買った話
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